今日の昼うどん㉗「武蔵村山 満月うどん」
ちょっと小平あたりまで、うどんを食いにと出かけたら、もうちょっと行ってみよう、もうちょっとってなって、気がついたら武蔵村山まで来ていました。
今日は武蔵村山の「満月うどん」でお昼です。
12時過ぎ到着。外で3名待っていましたが、すぐに入れました。
メニュー撮り忘れました。
肉汁うどんは決まってるのですが、うどん大盛り(三玉 450g)か特盛(四玉 600g)で悩みます。
きました
肉汁うどん ¥730 特盛(四玉 600g)¥200増し かき揚げ ¥100 です
特盛600gのうどんです。糧の茹で野菜と、大葉の天ぷらが添えられています。
色はグレーがかった全粒粉のうどん。武蔵野のうどんとしては並の太さ。
食べてみると中々特徴のあるうどんでした。うどんの中心部は硬めでしっかりした、武蔵野のうどんらしいワシワシとした感触があるのですが、それを包む外側はプリプリもちもちしていて、比較的柔らかい感触。
なめらかな啜り心地に、力強いコシ、全粒粉の豊かな香り。理想的なバランスのうまいうどんです。
ツユは濃度は濃いですが、よくある醤油のからさ塩っぱさがきついものと違い、とてもまろやかです。
豚バラ肉は、厚みがあるチャーシューのようなしっかりした食感のものがたくさん入ってます。美味しいし食べ応えがあって満足感が高いです。
ネギ、それと油揚げはふわふわしんなり。お出汁を吸っていい塩梅。素揚げしたナスが入っているのは珍しいですね。
「かき揚げ」は揚げ立て100円。 隣の人が頼んでた「ちくわ天」と「コロッケ」も良さそうだったな。
澄んだ油が浮いたツユに、麺を浸して持ち上げると、麺の表面がツルツルにコーティングされて啜り心地はもうつるんつるんです。
個別に初めから「割湯」が付いてくるのも嬉しい気遣いですね。大変美味しいつけつゆですから、湯で薄めて最後にもう一回味わうのがまた楽しいです。薬味皿にある柚子の皮を入れて。
やっと食べることのできた武蔵村山の有名店のうどんは、想像以上にうまいうどんでした。うどんも良いですが特につゆが良かった。
正直、肉汁うどんなどと言っても、何の旨味もない豚バラ肉の切れはしが、醤油のしょっぱいツユに入っただけのものが多く、武蔵野の田舎食の域を出ないものが多いですが、ここのお店は全く違いました。
伝統に新しい要素を加え進んでいる、現在の「武蔵野のうどん」の名店だと思います。